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■著者紹介
松浦寿幸(まつうら としゆき)
1974年 奈良県生まれ.
1998年 慶應義塾大学総合政策学部卒業.
2003年 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学.
独立行政法人経済産業研究所研究員,一橋大学経済研究所専任講師を経て,
現在,慶應義塾大学産業研究所准教授,博士(商学).

専門は,国際経済学,産業組織論.
主要業績に,
独習! ビジネス統計』東京図書,
"International Productivity Gaps and the Export Status of Firms:Evidence from France and Japan", European Economic Review, 2014, 70,pp.56-74(共著),
"Trade Liberalization in Asia and FDI Strategies in Heterogeneous Firms: Evidence from Japanese Firm-level Data," Oxford Economic Papers, 2015, 67(2), 494-513.(共著),
"Reconsidering the Backward Vertical Linkage of Foreign Affiliates:
Evidence from Japanese Multinationals," World Development, Vol. 36, No.8, 2008.(共著)
■内容紹介



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■目次

0章 Stataとは
	0.1 Stataとは?
	0.2 本書のねらいと構成
	0.3 Stataを入手しよう
	0.4 Stataのインストール
	0.5 Stataの実習講座について
	0.6 本書で扱う事例について
	0.7 本書で扱わないStataの機能について
	0.8 Stata 14とStata 13およびそれ以前のStataとの違い
	0.9 データ収集のコツ
		0.9.1 データはどこにでもある
		0.9.2 マイクロ・データの利用について
		0.9.3 分析手法を身につける:リーディングリスト
	0.10 本書が利用するデータセット

1章 はじめの一歩 Stataを使ってみよう
	1.1 インストール,起動と画面の見方
	1.2 データの読み込み
	1.3 データの保存
	1.4 読み込んだデータを確認しよう
	1.5 その他のデータの読み込み法
		1.5.1 データの読み込みのその他の方法1
		    "Edit"ウインドウを利用する方法
		1.5.2 データの読み込みのその他の方法2
		    "Import"機能を利用する方法
	1.6 困ったときには

2章 Stataによる統計表の作成 統計的な基礎も学ぼう
	2.1 視覚的なデータの把握
		2.1.1 度数分布表
		2.1.2 ヒストグラム
	2.2 数量的概念によるデータの把握
		2.2.1 平均値とは
		2.2.2 分散と標準偏差
		2.2.3 Stataによる平均・標準偏差の算出
		2.2.4 ヒストグラムと散らばり指標
	2.3 EXCELへの移行
	2.4 2変数間の関係について
		2.4.1 視覚的な2変数間の関係性の把握:散布図
		2.4.2 共分散
		2.4.3 相関係数
	2.5 Stataによる散布図・相関係数の出力
	2.6 Do-fileによる作業のプログラム化
	2.7 logファイルによる作業結果の保存
	 第2章 練習問題

3章 Stataによる回帰分析 本格的な分析に向けて
	3.1 回帰分析の考え方
		3.1.1 回帰分析と最小2乗法
		3.1.2 回帰分析の結果の評価
	3.2 Stataによる回帰分析
		3.2.1 基本的な操作方法
		3.2.2 説明力をあげるためには? :重回帰分析
		3.2.3 質的な情報を取り込むには:ダミー変数の導入
		3.2.4 係数の変化に関するダミー変数の導入
		3.2.5 回帰分析による都市開発の経済効果分析
		3.2.6 対数変換した回帰式の係数の意味
	Column 分析事例1:大相撲における年功序列賃金制−中島隆信『大相撲の経済学』より−
	Column 分析事例2:谷岡一郎「3割打者と防御率3.0の投手のトレードはどちらが得か?」
	Column 分析事例3:エコポイントは消費をどの程度押し上げたか?
	Column 分析事例4:キャビン・アテンダントの賃金構造
	Column  分析事例5 沓澤隆司・水谷徳子・山鹿久木・大竹文雄「犯罪と地価・家賃」
	3.3 回帰分析の結果のとりまとめ
	 第3章 練習問題

4章 パネル・データによる分析 いよいよ本領発揮
	4.1 パネル・データ分析の考え方
	4.2 パネル・データ利用のメリット
		4.2.1 プーリング回帰モデル
		4.2.2 固定効果モデル
		4.2.3 変量効果モデル
	4.3 Stataによるパネル・データを活用した分析
		4.3.1 事例1 小売店舗密度の決定要因分析
		4.3.2 事例2 都道府県データによる労働生産性の分析
		4.3.3 事例3 企業レベルデータによる雇用空洞化に関する分析
	4.4 パネル・データの構築方法
		4.4.1 Stataによるデータセットの生成方法
	Column 事例紹介6 IT活用と賃金
	 第4章 練習問題

付録 困ったときの逆引き事典
	1. データの整備・分析の準備
		1 データを読み込むには
		2 Stata上で,フォルダーを指定する,
		  フォルダー内のファイルを一覧する・消去する
		3 欠損値をゼロに置き換える
		4 文字列の取り扱い上のコツ
		5 統計量を含む変数を作成する:egen
		6 確率四分位ダミーをつくりたい
		7 本書で使用したDo-fileの利用について
		8 ネット上のプログラムをインストールする
		9 繰り返し作業の省力化
		10 作業結果の一部を表示させない:quietly
		11 集計量から構成されるデータセットを作成する:collapse
		12 作業途中データの一時保存
		13 二つ以上の個体識別番号を一つにまとめる
		14 固定長ファイルの読み込み
		15 Stata 13およびそれ以前のバージョンで読み込める形式で保存する
		16 Stata社提供のサンプル・データを利用する
		17 通し番号をつける
		18 文字化け対策:Unicodeへの変換
		19 mergeコマンドを利用する際の注意事項
		20 ペア・データの作成

	2.図表の作成
		1 有効桁数の調整
		2 きれいな統計表をつくりたい
		3 統計表のEXCEL出力
		4 ラベルの作成
		5 散布図にタイトルやデータ・ラベルをつける
		6 折れ線グラフを作成する

	3.回帰分析の便利なコマンド
		1 ダミー変数作成のコツ
		2 ダミー変数回帰のコツ
		3 factor variableを使って交差項を作成する
		4 分析の結果の取り纏め
		5 推定結果の係数を取り出すには? 
		6 カテゴリーごとに回帰分析を実施する
		7 変数の組み合わせを記憶させる:global
		8 時系列データの取り扱い
		9 不均一分散の対処法:ホワイトの修正標準誤差と加重最小2乗法
		10 変数操作法
		11 質的選択モデルの推定と限界効果の計測(練習問題あり)
		12 条件付ロジット・モデルと多項ロジット・モデル
		13 生存分析
	
	4.パネル・データ分析のコツ
		1 パネル・データの認識xtsetがうまくいかない
		2 reshapeのトラブル・シューティング
		3 パネル・データの構成とバランス・パネルへの変換
		4 任意の2時点における遷移確率行列を作成する



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