新刊書

【2008年4月刊行】

論文作成デザイン テーマの発見から研究の構築へ
細川英雄 著

A5判 192頁 
ISBN978-4-489-02032-2 C0030


■著者紹介:細川英雄(ほそかわひでお)
1949年東京生。現在、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授、同研究科長。NPO法人言語文化教育研究所代表。
著書に『研究計画書デザイン―大学院入試から修士論文完成まで』(東京図書)、『考えるための日本語−問題を発見・解決する総合活動型日本語教育のすすめ』(共著、明石書店)など多数。
【著者関連URL】
(1)早稲田大学日本語教育研究科言語文化教育研究室(細川研)  http://www.f.waseda.jp/hosokawa/
(2)NPO法人言語文化教育研究所(著者主催)  http://www.gbki.org/
■内容紹介
◎論文・レポートのための新しいアプローチ
論文・レポートで求められるのは、自分にしか書けないこと、つまりオリジナリティである。 それは論文・レポートが、自分の考えを述べ、それによって他者との対話をめざすものだからだ。 こうした立場に立って、本書では、テーマの設定・具体例の提示・主張の展開といった執筆プロセスを クローズアップ。それぞれの段階で何をどのように考え、書けばいいのかを、「思考」と 「表現」による方法論として提案する。オリジナルな論文・レポート活動を実現するための1冊。

■目次
この本を手にとったあなたに
第T章 デザインの枠組み
   1 論文は対話活動である
   2 「私」はどこにいるのか―それぞれの専門、それぞれの分野
   3 何をめざして書けばいいのか
第U章 テーマを発見する
   1 テーマはどのようにして決めるのか
   2 情報から自由になるために
   3 問題関心から問題意識へ
第V章 具体例を示す
   1 テーマから具体例へ
   2 証拠を出す習慣
   3 具体例の実際
第W章 主張を展開する
   1 主張の宛て先、対話の相手
   2 結論とは何か―論文執筆のプロセスと構成
   3 論理と責任
第X章 相手とのルールづくり―推敲と執筆の手引き
   1 推敲という作業
   2 執筆要領とそのルール
   3 仕事・生活と研究を結ぶために
自分のことばを取り戻す―あとがきにかえて

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