新刊書

【2008年6月刊行】

入門ベイズ統計−意思決定の理論と発展−
松原望 著
A5判 240頁
ISBN978-4-489-02036-0 C3041


■著者紹介:松原望(まつばら のぞむ)
1942年 東京に生まれる
1966年 東京大学教養学部基礎科学科 卒業
     文部省統計数理研究所・研究員
     スタンフォード大学大学院統計学博士課程に留学
     筑波大学社会工学系助教授
     エール大学政治学部フルブライト客員研究員
     東京大学教養学部社会科学科教授
     東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授
     東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
     上智大学外国語学部(国際関係論副専攻)教授
現 在  聖学院大学大学院政治政策学研究科教授
     東京大学名誉教授
     Ph.D(スタンフォード大学)

著者のWebサイト
http://www.qmss.jp/portal/
著者のWebサイトでのこの本の紹介ページ
http://www.qmss.jp/appstat/

■内容紹介
◎いま注目を浴びている意思決定の統計学
いまなぜベイズ統計なのか?ふつうに使われている統計学は数学的,技術的でややもすると 無味乾燥のものであるのに対して,ベイズ統計は結果から原因を探ろうとする, より人間の感覚に近い,幅広く理念的側面をもっているのが特徴である. 18世紀の数学者Thomas Bayesが提唱したこの考え方は,いま統計的意思決定の理論として 幅広い応用を得て,近ごろますます注目を浴びている. 本書は,理論の理解はもとより幅広い応用例まで,初心者向けにわかりやすく解説したものである.

■目次

第1章 ベイズの定理
第2章 ベイズ決定の基礎
第3章 社会的リスクと決定
第4章 ベイズ判別問題とパターン認識
第5章 情報検索とベイズ決定
第6章 線型回帰モデルのベイズ推定
第7章 ベイズ更新とカルマン・フィルター
第8章 医学とベイズ決定
第9章 医薬とベイズ統計学
第10章 信頼性とベイズ統計学
第11章 イメージ・プロセシングとベイズ推定
第12章 ベイジアン・ネットワーク入門


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