東京図書株式会社

はじめての共分散構造分析(第2版)――Amosによるパス解析

小塩真司 著

B5判変形 288頁 定価 3080円
ISBN 978-4-489-02184-8 C0040
2014年6月刊行

◎パス図で表現し、考えるスキルを習得する。

パス図が表現する「意味」をつかみ、潜在変数を用いた共分散構造分析を使いこなそう。――パス図で表現し、考えるスキルを習得すれば、研究の理論構造を組み立てるうえでも役に立つ。本書では、相関関係から重回帰分析、因子分析、さらにこれらを組み合わせた分析のパス図を、一つひとつステップを踏みながら描いてゆく。また、各章末では同じ分析をSPSSで行い、さらに理解が深まるよう配慮した。なお、改訂にあたって等値制約について加筆している。

小塩 真司(おしお あつし)

2000年 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程 修了
     博士(教育心理学)(名古屋大学) 学位取得
2001年 中部大学人文学部 講師
2003年 中部大学人文学部心理学科 准教授
2012年 早稲田大学文学学術院 准教授
2014年 早稲田大学文学学術院 教授

 

著書
『自己愛の青年心理学』(ナカニシヤ出版,2004)
『SPSSとAmosによる心理・調査データ解析[第2版]』(東京図書,2004, 2011)
『研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析[第2版]』(東京図書,2005, 2012)
『実践形式で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析』(東京図書,2007)
『はじめて学ぶパーソナリティ心理学』(ミネルヴァ書房,2010)

第1章 分析のまえに ●Amosとパス図の基本
第2章 相関関係を表す ●相関係数
第3章 因果関係を表す ●重回帰分析
第4章 原因も複数・結果も複数 ●重回帰分析・偏相関係数
第5章 因果関係の連鎖 ●重回帰分析のくり返し
第6章 互いに影響しあう関係 ●双方向の因果関係と多母集団の分析
第7章 潜在変数を用いる ●因子分析
第8章 2つの潜在変数 ●2因子の因子分析
第9章 潜在変数を因果関係に組み込む ●多重指標モデル・MIMICモデル
第10章 より複雑なモデルへ ●因子分析と重回帰分析の組み合わせ

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