増補改訂 研究計画書デザイン
細川英雄 著

A5判 224頁 定価 2860円
ISBN 978-4-489-02221-0 C0030
2015年10月刊行
◎ 研究計画を設計(デザイン)するための、思考と表現の方法論
オリジナルな研究計画書を書き上げるためにもっとも必要なこと。それは、あなた自身の考えの中身と、その確かさです。そのためには何をどのように考え、表現すればいいのか……。本書では、自分自身の考えを深化させ、「研究」の俎上に載せるプロセスをクローズアップ。「テーマを自分の問題として捉える」というキーワードのもとに、テーマの設定から研究論文への展開まで、思考と表現による新しいアプローチを提案します。この本でワンランク・アップした自分をめざそう。
*増補改訂にあたり、コラムを一新するとともに、本書の読み方・使い方、また実践現場からの記事を追加した。
細川英雄
1949年東京生。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得、博士(教育学)。 現在、早稲田大学名誉教授、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰。 著書に『論文作成デザイン』『研究活動デザイン』(東京図書)、『日本語教師のための実践「日本事情」入門』(大修館書店)、『考えるための日本語-問題を発見・解決する総合活動型日本語教育のすすめ』(共著、明石書店)など多数。
第1章 大学院で学ぶことの意味
第2章 研究計画を立てる-その設計と方法
第3章 研究論文を書く-その考え方と方法
第4章 研究計画書の出来上がるまで
第5章 日本語教師をめざす人のために