SPSSによるアンケート分析
寺島拓幸,廣瀬毅士 著

B5判変形 292頁 定価 2750円
ISBN 978-4-489-02238-8 C0040
2016年6月刊行
◎実際の場面を想定し回答形式ベースでまとめた.
アンケートで得られる質的データを中心に,SPSSを使った分析方法とその理論を解いたアンケートの必携本.単一回答,複数回答,数値回答など,よく使われる典型的な回答形式ベースで分析方法を例示しているため,調査目的に適した分析を素早く探すことができる.本文は,①目的と考え方,②注意点,③前提条件,④SPSSの操作と出力,⑤補足,⑥論文・レポートでの提示方法をパターン化して仔細に解説.初学者でも無理なく読み進められるアンケートの新しい定本である.
寺島拓幸(てらしまたくゆき)
執筆担当:1,5,7から12章
文京学院大学人間学部/准教授
立教大学大学院社会科学研究科博士前期課程終了,同博士課程後期課程満期退学。
2013年度より現職。配属先では社会調査士科目のほか,「消費社会論」などを担当している。
専門:経済社会学,消費社会論,計量社会学
主な著書:
『SPSSによる多変量解析』(共著,オーム社),
『社会調査のための統計データ分析』(共著,オーム社),
『社会調査の基礎』(共著,弘文堂),
『SPSSによるデータ分析』(共著,東京図書)
廣瀬毅士(ひろせつよし)
執筆担当:2から4,6,13,14章
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ・ラボラトリ研究員,
プリンシパル合同会社 代表,学校法人日本教育財団 所属。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了,北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
民間企業の研究開発部門・コンサルティング部門(マーケティング),
立教大学社会情報教育研究センター助教を経て現職。
専門:計量社会学,社会調査法,社会階層論,消費社会論
主な著書:
『SPSSによる多変量解析』(共著,オーム社),
『社会調査のための統計データ分析』(共著,オーム社),
『SPSSによるデータ分析』(共著,東京図書)
第1章 アンケートの回答形式 変数タイプとの対応
第2章 SPSSについて 基本操作と設定方法
第3章 単一回答の特徴をみる 単純集計,クロス集計,データの加工
第4章 多重回答の特徴をみる 単純集計,クロス集計,データの加工
第5章 数値回答の特徴をみる 記述統計量,データ加工
第6章 単一回答どうしの関係をみる 独立性の検定,残差分析,関連係数,順位相関係数
第7章 数値回答どうしの関係をみる 相関係数,順位相関係数,偏相関係数
第8章 単一回答と数値回答の関係をみる1 t検定,Mann-WhitneyのU検定
第9章 単一回答と数値回答の関係をみる2 分散分析,多重比較,Kruskal-Wallis検定
第10章 数値回答を説明する1 回帰分析
第11章 数値回答を説明する2 ポアソン回帰分析
第12章 単一回答を説明する ロジスティック回帰分析
第13章 複数の単一回答をまとめる1 因子分析と信頼性分析
第14章 複数の単一回答をまとめる2 コレスポンデンス分析
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