東京図書株式会社

医療系データのとり方・まとめ方 第2版 ―実験計画法と分散分析―

対馬栄輝・石田水里 著

B5判変形 320頁 定価 3520円
ISBN 978-4-489-02361-3 C3047
2021年6月刊行

◎データを生かすと大切なことが見えてくる

より優れた、より適切な手法を適用するのがデータ解析の要と思う人は多いかもしれない。しかし、データを生かすことを考えると、「とる前の計画・とり方・とった後の評価」という基本的な事柄の重要さが見えてくる。この考えのもと、前半ではデータのとり方の基本的な内容を紹介し、後半には分散分析の解説、線形混合モデルにも触れている。この度、SPSSのバージョンアップに伴って、第2版へ改訂した。

対馬栄輝(つしま えいき)

医学博士,理学修士,理学療法士,専門理学療法士(運動器)
2000 年 弘前大学大学院理学研究科情報科学専攻(統計学,データ解析学)修了
2006 年 弘前大学大学院医学研究科(公衆衛生学講座)修了
現 在  弘前大学大学院保健学研究科総合リハビリテーション科学領域(教授)
著 書
『医療系研究論文の読み方・まとめ方』(2010,東京図書)
『よくわかる医療統計』(2015,東京図書)
『SPSSで学ぶ医療系データ解析 第2版』(2016,東京図書)
『SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析 第2版』(2018,東京図書)
『Rコマンダーで簡単!医療系データ解析』(2021,東京図書)

石田水里(いしだ みずり)

工学博士,理工学修士,理学療法士,専門理学療法士(基礎)
2010 年 弘前大学大学院理工学研究安全システム工学専攻 修了
現 在  弘前大学大学院医学研究科ウォーターヘルスサイエンス講座(助教)

第1章 データとその性質
第2章 対象を選ぶ・割り付ける
第3章 データをとる前の準備
第4章 実験計画法を考えてみよう
第5章 データをとる・とったら
第6章 統計的検定手法の選択
第7章 1元配置分散分析
第8章 2元配置以上の分散分析
第9章 1要因の反復測定分散分析
第10章 2要因以上の反復測定分散分析
第11章 分割プロットデザインによる分散分析
第12章 共分散分析
第13章 線形混合モデル