心理学・社会学のためのSPSSによるデータ分析
寺島拓幸・廣瀬毅士 著

B5判変形 288頁 定価 3080円
ISBN 978-4-489-02380-4 C0040
2022年4月刊行
◎SPSS最新版とAPAスタイルに対応
頻出の分析方法であるt検定・分散分析・相関分析・回帰分析・因子分析を中心に、SPSSを活用してデータ分析を行う際の重要事項をまとめた。「目的→考え方→補足→前提条件→SPSSの手順→レポート・論文での示し方→まとめ→練習問題」の流れで考え方と操作方法のバランスをとれるようにし,レポート・論文での「示しすべき情報」「提示例」を,APAスタイルをもとに効果量や信頼区間も含め示せるようにした。人文・心理・社会学系の学生・研究者向け。
寺島拓幸(てらしまたくゆき)
文京学院大学人間学部/教授
2022年度より現職。
配属先では社会調査士科目のほか,「消費社会論」などを担当している。
専門:経済社会学,消費社会論,計量社会学
廣瀬毅士(ひろせつよし)
東京通信大学情報マネジメント学部/准教授
民間企業において消費財マーケティングのコンサルタント職を務めた後、
立教大学社会情報教育研究センター助教などを経て、2018年より現職。
専門:社会階層論、経済社会学、消費社会論、計量社会学、社会調査法など。
1章 データについての基礎知識 形式と尺度水準
2章 SPSSについて 基本操作と設定方法
3章 単純集計、クロス集計 質的変数の特徴を捉える
4章 記述統計量 量的変数の特徴を捉える
5章 変数の加工 効果的な分析をするために
6章 統計的推測 集めたデータの特徴を一般化する
7章 独立性の検定 2つの質的変数の関連を検定する
8章 t検定 2つの量的変数の平均値差を検定する
9章 分散分析、多重比較 複数の平均値差を検定する
10章 多元配置分散分析 複数の要因による平均値差を検定する
11章 反復測定分散分析 同じ対象から測定した平均値差を検定する
12章 相関係数 2つの変数の関連度を捉える
13章 回帰分析 1つの量的変数を予測・説明する
14章 重回帰分析 1つの量的変数を複数の変数で予測・説明する
15章 回帰診断 回帰分析の前提条件をチェックする
16章 一般線形モデル t検定、分散分析、回帰分析を統合する
17章 主成分分析と因子分析 多くの量的変数を少数にまとめる
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