東京図書株式会社

基礎からの看護保健統計学 データの基本から多変量解析まで

松木秀明・須藤真由美・松木勇樹 著

B5判 208頁 定価 2640円
ISBN 978-4-489-02388-0 C3047
2022年6月刊行

◎看護統計学・保健統計学の両方が学べる

医療の教育の高度化、医療研究の推進などにより、統計学の基礎知識・分析技術の習得はもはや必須条件となっている。現場の多くのデータを分析し、結果を正しく解釈するには統計学の基礎知識が必要不可欠。本書は統計学の基本的な考え方を、数式を最低限にとどめ容易に理解できるように解説し、各章末の練習問題で自分の理解度もチェック可能。基本に加え重回帰分析と多重ロジスティック回帰分析まで、看護統計に加え、保健統計までカバーした、医療系の学部学生にお勧めの一冊。

松木 秀明(まつき ひであき)

宇都宮大学大学院修士課程修了(生物化学専攻)
現在 東海大学医学部客員教授 医学博士

須藤 真由美(すとう まゆみ)

横浜国立大学教育学部数学科卒業
元 東海大学健康科学部非常勤講師
現在 駒沢女子大学看護学部非常勤講師

松木 勇樹(まつき ゆうき)

東京薬科大学大学院修士課程修了
現在 東海大学医学研究科先端医科学専攻

第1章 看護と統計学
第2章 統計学で扱うデータの分類と尺度
第3章 記述統計
第4章 検定・推計の概念
第5章 2群の比較(母集団と標本集団との比較)
第6章 2群の比較(対応のある2群の比較)
第7章 2群の比較(独立した2群の比較)
第8章 関係を調べる【相関と回帰】
第9章 関係を調べる【χ2(カイ2乗)検定】
第10章 多群の比較(一元配置分散分析)
第11章 重回帰分析
第12章 多重ロジスティック回帰分析
第13章 看護保健統計学