大学1・2年生のためのすぐわかる分子生物学
大森 茂

A5判 256頁 定価 2860円
ISBN 978-4-489-02393-4 C3045
2022年10月刊行
◎遺伝子,ゲノム,DNA,染色体……その違いは?
薬学・医学・農学・食品科学等で必須の「分子生物学」。高校の生物の内容も復習しながら,大学の「分子生物学」にスムーズにつなげる参考書。大学で学ぶ分子生物学のエッセンスを1冊に凝縮した。「遺伝情報をもつ物質がどのようにしてDNAに決まったのか」という歴史的推移や,最新の研究の情報を取り入れ,語りかけるように解説した。期末試験対策や,大学院入試対策にも最適。仕事で分子生物学が必要になった社会人にもオススメ。
大森 茂
東北大学大学院理学研究科博士後期課程修了。理学博士。
大学で分子生物学や分子生理学を教える一方,大手予備校で大学編入試験,
東大・難関医学部受験のための生物を教える人気講師。
「生物は暗記科目ではない」と熱く主張する。
まとまった休みが取れれば八ヶ岳や南アルプスを縦走し,
最近は北アルプスまで足をのばすことも。
時間があればサッカー場のウェーブの中でひときわ激しく踊るサポーターと化する,
ヒト科ヒト属のアクティブ種。
著書
『改訂版 大学1・2年生のためのすぐわかる生物』,
『改訂版 大学1・2年生のためのすぐわかる演習生物』(以上,東京図書),
『大森の生物論述問題の解き方』(東京書籍),
『東大の生物25カ年』(教学社),
『5週間入試突破問題集基本生物ⅠB ・Ⅱ重要事項』(開拓社)など。
SECTION 1 分子生物学の夜明け
SECTION 2 細胞周期の調節
SECTION 3 遺伝情報の流れ
SECTION 4 遺伝情報の転写と暗号解読
SECTION 5 遺伝子発現の調節
SECTION 6 ゲノムの分析
SECTION 7 DNAのクローニングと塩基配列の決定
SECTION 8 ゲノム編集――分子生物学の応用