レジデントのための医療統計のポイント――臨床研究から EZR実践まで
梶原浩太郎 著、 柳川 堯 監修

A5判 336頁 定価 3520円
ISBN 978-4-489-02395-8 C3047
2022年11月刊行
◎臨床研究をしたくなる一冊
「どの薬が一番効くのか?」「慣例でやってきた処置は効果がある?」「偉い先生が言ってることは合っている?」「製薬会社の宣伝は本当?」「新しい治療法の効果は?」などの臨床上の疑問がでてきたときに、エビデンスを探すために使うのが医療統計。本書では、医師が最低限知っておいた方がよい医療統計の考え方を、臨床研究を中心にポイントを絞ってまとめました。EZRを使用した実例で「データを集める」から「実際に解析する」練習もできる、臨床研究がしたくなる一冊。
■著者
梶原 浩太郎(かじわら こうたろう)
日本赤十字社 松山赤十字病院呼吸器内科医師
愛媛大学医学部卒。
2007年から松山赤十字病院で研修医を経て、同病院で現職(副部長)。
日本内科学会認定内科医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
■監修者
柳川 堯(やながわ たかし)
久留米大学病院 臨床研究センター 先端的バイオメディカル情報解析部門(ABI)
バイオ統計センター客員教授
大阪大学助手を皮切りに、熊本大学講師、九州大学教授、CSIRO上級研究員、
米国立がん研究所客員研究員、ノースカロライナ大学準教授
国際統計教育センター(インド)客員教授、九州大学大学院(数理学研究院)教授を歴任
第1章 統計のキホン
1 要約する
2 推定する
3 仮説を確率で判断する
第2章 因果関係を示す
第3章 プロトコールに関わる医療統計
1 バイアス
2 検定の使い分け
3 差を見る検定
4 関係を見る検定
5 その他の解析
第4章 解析の実際
1 データを集める・入力する
2 データクリーニング
3 統計ソフトで解析
4 臨床研究の相談先
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