東京図書株式会社

増補改訂 セルフ・アサーション・トレーニング

菅沼憲治 著

A5判 272頁 定価 2200円
ISBN 978-4-489-02268-5 C0011
2017年7月刊行

◎自分らしくアサーティブに生きるヒントがあります

自分の過去と相手は変えられない。変えられるのは今ここの自分だけである(本文より)。――「アサーティブに生きる」とは、自分も他者も大事にし、Win-Winとなる関係を目指すこと。複雑化する社会に翻弄される現代人に、疲れない人生を送る手がかりを与える。本書では、ユニークなエクササイズを通じて、人との関わり方や自分の心の課題を知り、アサーティブな生き方を学ぶ。自分の生き方を変えたい人、ファシリテーターを目指す人にお勧めの1冊。

菅沼憲治(すがぬま けんじ) 

971年 日本大学文理学部心理学科卒業
1976年 日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程満期退学
1991-1992年 カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校カウンセラー教育学部留学
千葉商科大学商経学部教授・専任カウンセラー、 茨城大学大学院教育学研究科教授を経て、 現在 聖徳大学心理・福祉学部心理学科教授 博士(心理学)
論理療法師、日本論理療法学会理事長(http://www.j-rebt.org/)
カウンセリング心理学専攻
2005年 日本人初のアルバートエリス研究所公認スーパーヴァイザーに認定

 

主な著書:
『女性の心理』(共著、三笠書房知的生き方文庫)
『アサーティブ行動入門』(科学情報企画)
『実践セルフ・アサーション・トレーニング』(共著、東京図書)
『セルフ・アサーション・トレーニング―エクササイズ集―』(東京図書)
『セルフ・アサーション・トレーニング―はじめの一歩―』(東京図書)

 

主な訳書
自己主張トレーニング』(共訳、東京図書)
『実践論理療法入門』(岩崎学術出版)
『論理療法トレーニング』(監訳、東京図書)
『エリスとワイルドの思春期カウンセリング』(共訳、東京図書)
『感情マネジメント』(監訳、東京図書)
『親子感情マネジメント』(監訳、東京図書)などがある。

まえがき
第1部 セルフ・アサーション・トレーニングの総論

第1章 

セルフ・アサーション・トレーニングの目的
一番大事なものは自分
一番楽で自分らしい生き方とは
セルフ・アサーション・トレーニングの歴史
セルフ・アサーション・トレーニングに関する倫理綱領
エクササイズ[1]自己契約の書き出し

第2章

 アサーティブ行動とは何か
究極のアサーションとは
「怒りは健康なものだ」
エクササイズ[2]行動様式一覧表でふり返る

 

第2部 セルフ・アサーション・トレーニングの奥義

第3章 

金魚鉢方式のロールプレイング
体験から学ぶことの意味
SATハウスへの招待
体験学習のサイクル(DLTGサイクル)
事例の「こたえ」は複数ある
金魚鉢方式のロールプレイングの事例
事例から学ぶ
エクササイズ[3]ロールプレイングの応えを導くエクササイズ

第4章 

セルフに気づく
セルフ(自己)とは何か
自己と自我
「セルフ」と「アサーション」
エクササイズ[4]対人コミュニケーション

 

第3部 多元化するアサーション

第5章 

さわやかなアサーション
守破離に学ぶ
基礎科学としての心理学
対人コミュニケーションの視点
アサーションの「学習」説
レスポンデント条件づけ
アサーション権宣言
エクササイズ[5]アサーション権を考える
不安の味方
エクササイズ[6]レ スポンデント条件づけを体験する
第6章 

しなやかなアサーション

自他を尊重するアサーション
スキナー箱の実験
オペラント条件づけ
機能的アサーション
家族の絆
エクササイズ[7]他己紹介
第7章 

すこやかなアサーション
パーソナリティの定義
パーソナリティ理論
ゴール
精神的健康
「すこやかなアサーション」の実例
不健康なビリーフ
エクササイズ[8]REBTについて考える
第8章 

和顔愛語
言葉かけの大切さ
闘争・逃走本能を知る
アサーションいろはかるた
先が立ち我が立つ
ストレスとアサーション
エクササイズ[9]人生の棚卸し

 

補遺1 SCATで測るアサーティブ行動傾向
平均値のないアサーティブ行動
SCATの実施のし方
エクササイズ[10]SCATの実施
アサーティブ行動マトリックスの解説
エクササイズ[11]SCATの結果を自己分析
補遺2 アサーションいろはかるた
補遺3 セルフ・アサーション・ファシリテーターに成る
ファシリテーターの必要条件
ファシリテーター養成プログラム
ファシリテーターの継続研修
エクササイズ[12]非言語行動
非言語行動の実践
エクササイズ[13]マン・ウォッチング
補遺4 アサーティブ行動トレーニングに関する倫理綱領


あとがき
構文解析編
 第01~06 講 代名詞に気をつけよう
 第07~10 講 共通関係の理解
 第11~14 講 副詞節の訳の工夫
 第15~20 講 関係代名詞の訳し方
 第21~24 講 特殊な関係詞
 第25~29 講 準動詞の盲点
 第30~38 講 英文解釈の盲点
 第39, 40 講 複雑な構造をつかむ