基幹講座 数学 微分積分
基幹講座 数学 編集委員会 編,砂田利一 著

A5判 304頁 定価 2750円
ISBN 978-4-489-02244-9 C3341
2017年10月刊行
◎理工系の《幹》となる微分積分の教科書。
理工系の学生が数学を学ぶ際に幹となるべきものをまとめた教科書。奇をてらわず正攻法で、体系的に王道を歩む、骨太の内容・構成。数学者かつ教育者である砂田利一先生による教科書を、満を持して刊行する。まず、「数学の文法」の観点から、集合の基礎やイプシロンデルタを解説。そして、関数列の収束や、多変数関数の微積分まで、丁寧に進む。歴史の流れの中で、微分積分が数学や自然科学全体のどこに位置し、どのような拡がりがあるのか、を意識した。問や章末の課題も充実。詳しい解答を巻末に付した。大学1年生のみならず、上級生、大学院生、学者、教員まで、幅広く読まれる書籍である。
■代表編集委員紹介
砂田利一(すなだ としかず)
明治大学総合数理学部教授
新井敏康(あらい としやす)
千葉大学大学院理学研究科教授
木村俊一(きむら しゅんいち)
広島大学理学部教授
西浦廉政(にしうら やすまさ))
東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授
■著者紹介
砂田利一(すなだ としかず)
明治大学総合数理学部教授
第1章 準備
第2章 数列の収束
第3章 実数の「実相」
第4章 無限級数の収束
第5章 関数の連続性と微分可能性
第6章 積分
第7章 関数列の収束
第8章 多変数関数