弱点克服 大学生の複素関数
江川博康・本田龍央 著

A5判 224頁 定価 2860円
ISBN 978-4-489-02334-7 C3041
2022年7月刊行
◎複素関数の理論・見通しの良さを学べるとともに、物理・工学への応用も身に付く
大学での複素関数は、実数の範囲の微積分に比べ一気に見通しが良くなり、大学数学の中でも味わい深い分野である。さらに、応用面では、物理・工学分野において欠かせない道具となっている。
高校程度の復習から始め標準レベルの問題を厳選した。
勉強しやすいようにそれぞれの項目は見開きになっており、左ページには用語、概念、公式やその使い方の説明と問題を解く上でのアプローチを掲載。右ページでは、様々な問題を解く上での土台となるようなオーソドックスな解答を紹介。
江川博康(えがわ ひろやす)
横浜市立大学文理学部数学科卒業。
1976年より予備校講師となる。
両国予備校を経て、現在は、中央ゼミナール、一橋学院で教えている。
ミスのない、確実な計算力をもとにした模範解答作りには定評がある。
数学全般に精通している実力派人気講師。
本田龍央(ほんだ たつお)
東京大学数理科学研究科博士課程修了。
博士(数理科学)。
青山学院大学理工学部、城西大学理学部数学科、拓殖大学工学部等で数学を教える。
Chapter 1 複素数・複素平面と,関連する基本事項
Chapter 2 複素関数
コラム 指数関数e^z による像の, 複素平面でのイメージ
Chapter 3 正則関数
Chapter 4 有理型関数
Chapter 5 留数定理とその応用
Chapter 6 発展的な話題
練習問題解答