東京図書株式会社

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

日本統計学会 編

A5判 272頁 定価 2420円
ISBN 978-4-489-02227-2 C3040
2015年12月刊行

◎2級の出題範囲を網羅した、待望の改訂版。

データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、国際社会においてその必要性が叫ばれている。日本統計学会は、中高生から職業人までを対象とした、体系的かつ国際通用性のある統計活用能力評価システムを研究開発し、レベル別の「統計検定」を実施している。本書は「大学基礎科目としての統計学の知識と統計的問題解決力を問う」2級に対応したベストセラー・テキストの改訂版。前著をさらに上回るていねいな解説で、ほんものの統計リテラシーを身につける。

■改訂版 責任編集

日本統計学会
  会長   岩崎 学 (いわさき まなぶ)  成蹊大学 理工学部 教授
  理事長 中野純司 (なかの じゅんじ)  統計数理研究所 モデリング研究系 教授

■改訂版 執筆

  田中 豊 (たなか ゆたか)  岡山大学 名誉教授
  中西寛子 (なかにし ひろこ)  成蹊大学 名誉教授
  姫野哲人 (ひめの てつと)  滋賀大学 経済学部 准教授
  酒折文武 (さかおり ふみたけ)  中央大学 理工学部 准教授
  山本義郎 (やまもと よしろう)  東海大学 理学部 教授

第1章 データの記述と要約
1.1 変数の分類
1.2 量的データの分布
1.3 分布の特徴を表す指標
1.4 量的データの要約とグラフ表現
1.5 質的データの度数分布とグラフ表現
1.6 2変数データの記述と要約
1.7 時系列データの記述と簡単な分析
第2章 確率と確率分布
2.1 事象と確率
2.2 条件付き確率
2.3 ベイズの定理
2.4 確率変数と確率分布
2.5 期待値と分散
2.6 モーメント
2.7 主な離散型確率分布
2.8 主な連続型確率分布
2.9 2変数の確率分布
2.10 標本分布
2.11 大数の法則と中心極限定理
第3章 統計的推定
3.1 母集団と標本
3.2 統計的な研究の種類
3.3 点推定と区間推定
3.4 1標本問題:1つの母集団の母数に関する推定
3.5 2標本問題:2つの母集団の母数に関する推定
第4章 統計的仮説検定
4.1 仮説検定の考え方
4.2 基本的な仮説検定の構造
4.3 1標本問題:1つの母集団の母数に関する検定
4.4 2標本問題:2つの母集団の母数に関する検定
第5章 線形モデル分析
5.1 線形回帰モデル
5.2 分散分析モデル
第6章 その他の分析法 正規性の検討,適合度と独立性のΧ2検定
6.1 正規性の検討
6.2 適合度の検定
6.3 独立性の検定
第7章 付録
7.1 確率分布
7.2 仮説検定の基礎的理論
7.3 分散分析の数理
7.4 多重比較
7.5 確率分布表の引き方
7.6 Rの使い方

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    3. サービスの供与などを行うことは固く禁じます。

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