【9月刊行予定】入門 弦理論
畑 浩之 著

A5判 304頁 定価 3,960円
ISBN 978-4-489-02444-3 C3042
2015年9月刊行
◎弦理論を学ぶための本格的なテキスト
宇宙を記述する究極理論の候補としても注目を浴びる弦理論(ひも理論)について、できるだけ基本的な内容に絞り、修士課程学生だけでなく、学部上回生でも数式を追って理解できるようにした。20世紀に南部陽一郎らによって提案され、発展を続ける理論をまとめた待望のテキスト。弦理論をこれから本格的にマスターしたい方にお薦めの一冊。
畑 浩之(はた ひろゆき)
京都大学大学院理学研究科教授等を経て、現在、京都大学名誉教授。
第1章 弦理論とは
第2章 弦理論の理解のための基礎事項
第3章 弦の世界面作用
第4章 ボソン型弦理論の第一量子化
第5章 ビラソロ代数と弦の物理的状態
第6章 光円錐ゲージでの量子化
第7章 開弦のディリクレ境界条件とDブレーン
第8章 S^1コンパクト化とT-双対性
第9章 Dブレーンの諸性質